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走行中の新幹線から煙 2つの機器が同時に故障したことが原因 詳細な出荷試験や品質管理で再発防止

09.17(水)17:15
走行中の新幹線の車両から煙が出た問題で、JR東海が再発防止策をまとめました。8月15日、東海道新幹線の米原駅と岐阜羽島駅の間を走行していた「こだま764号」の車両の床下から煙が上がりました。JR東海は関係メーカーなどと詳細な調査を実施し、モーターの出力を制御する装置の中にある、2つの機器が同時に故障したことが原因だとしました。
2つの機器は以前にも故障でメーカーの修理を受けていましたが、出荷時の試験が不十分だったということです。JR東海は、2つの機器について、詳細な出荷試験や品質管理を実施する再発防止策をまとめる方針です。