盗撮目的で小学校にカメラ設置か…逮捕の教諭「10年前から繰り返していた」　別の学校でも“盗撮”か　名古屋市

19日朝、警察署から姿を現し、カメラに視線を向けた男。名古屋市中川区の千音寺小学校の教諭、水井聖清容疑者（40）です。

児童の下着を盗撮する目的で、勤務先の学校の教室に小型カメラを設置した疑いで送検されました。

容疑を認め、「女子児童の体や服装、下着に興味があった」などと供述しているという水井容疑者。

教育委員会の聞き取りに対し、発見される直前に設置したと説明していましたが、保護者からは子どもへの被害を心配する声が…。

容疑者が勤務する小学校の保護者：

「何年前からやっていたのかな 初犯なのかなという心配はある」

「上の子が ６年生の時に担任だったので、もしその頃からだったらという不安はすごくあります」

そうした中、捜査関係者への取材で、水井容疑者が「10年以上前から女子児童の盗撮を繰り返していました」と長年にわたる盗撮をほのめかしていることが新たにわかりました。

教育委員会によると、水井容疑者は14年前から名古屋市内の小学校に勤務。現在勤務する小学校に着任したのは5年前のことでした。

警察は、別の学校に勤務していたころから盗撮を繰り返していた疑いもあるとみて調べを進めています。