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停電や災害時に使用可能 環境に優しい「電気を使わない自動ドア」高齢者施設やSA導入で注目

10.30(木)18:57
名古屋市千種区にある高齢者施設名古屋市清風荘です。この施設に設置されているのが。
名古屋市清風荘 河合高生荘長:
「こちらです」
一見、普通の自動ドアです。しかし。
名古屋市清風荘 河合高生荘長
「(これは何ですか?)電気を使わない自動ドアです」
よく見ると、センサーがありません。目の前に立つと扉が開き、人が渡りきるまで
扉は閉まらず、ゆっくりと閉まります。足腰が悪い高齢者が、ゆっくり通っても扉に挟まれることはありません。
利用者:
「ぱっぱっと足跡を踏んで歩けば、ぱっと開くからおおっと思いながら」
なぜ電気を使わずに自動ドアが動くのでしょうか。名古屋市内にある販売代理店に聞いてみると。
ピーコン・リアルエステイト金丸正徳社長:
「てこの原理ですね。踏板に人が乗ることによって自分の体重で開くので一切電気を使わない」
まず、入口の板に重さが加わるとその重さで、扉の下にある装置が下がります。その力を利用して、扉が開く仕組みです。電気を使用せずに環境にも優しいこの自動ドアは岡崎サービスエリアや刈谷市のマルシェなどにも設置されていて、今、注目を集めています。
ピーコン・リアルエステイト金丸正徳社長:
「災害・停電の時にも強いということで、環境問題、SDGs持続可能な社会にするということで起用できればと」





