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床下から発煙の「こだま」 5日ぶりに岐阜羽島駅から移動 浜松市の工場で原因調査へ

08.21(木)08:17
床下から煙があがるトラブルで先週から岐阜羽島駅に留め置かれたままになっていた東海道新幹線の車両が20日夜、工場に向けて出発しました。
東海道新幹線「こだま764号」は15日夜、走行中にモーターの出力を制御する「主変換装置」から煙が出たため、岐阜羽島駅で運転を見合わせ、車両をそのまま駅に留め置いていました。
JR東海は当初、17日の終電後に移動させる予定でしたが、電気回路が正常に作動しない可能性があるとして急遽、移動を取りやめていました。
今回は、故障した「主変換装置」を電気的に切り離す処置を行い、装置を作動させずに移動させたということです。
車両は21日午前2時ごろ、浜松市の工場に到着しました。JR東海は今後、煙が出た原因を詳しく調べることにしています。