
甲子園ベスト4 県岐商が母校に凱旋 夢の舞台で得たもの、これからの目標

甲子園でベスト4入りした県岐商の選手たちが母校に。夢の舞台で得たものや、これからの目標を聞きました。

69年ぶりとなる決勝を目指した県岐商。
延長タイブレークまでもつれた準決勝で惜しくも敗れ、ベスト4で幕を閉じました。
激戦から一夜明け、学校では――
「熱い戦いを見せてくれた選手たちを出迎えようと、こちらには選手の保護者たちが集まっています」(木岡真理奈アナウンサー)
「全選手が表情も明るかった。一戦一戦、どんどん強くなっていく印象があり、どの選手もこの大会で成長しているなと」(保護者会 会長 内山選手の父)
そして――
「県岐商の野球部の選手たちを乗せたバスが到着しました」(木岡アナ)
出迎えに集まったのは、約300人。
「このたびは、たくさんの応援、本当にありがとうございました。ベスト4という結果は、前にいるメンバーだけでなく、県岐商全員でつかみ取ったものだと思っています」(県岐商3年 河崎広貴 主将)
「地元に戻ってきてホッとしています」

そして、選手たちがメ~テレの取材に答えてくれました。
チームを鼓舞し続けた、河崎主将。ベスト4入りできた、理由のひとつについて。
「秋・春と結果が出なかったので苦しかったが、その中で夏に向けて『全員笑顔で頑張ろう』と言い続けました。底抜けに明るい最強チームというのをモットーに頑張っていたので、それが達成できたかなと思います」(河崎主将)
Q.地元に戻ってきて、いまどんな気持ち?
「応援してくれる方がたくさんいて、感謝の気持ち。疲れているのもあったので、地元に戻ってきてホッとしています」(河崎主将)
4番打者として、活躍した坂口選手は――
「勝負強さや粘りが甲子園を通じて上がっていって、成長できる場だなと感じました」(県岐商3年 坂口路歩 選手)
好プレーを連発した横山選手は、周りの人への感謝の言葉を口にします。
「両親には迷惑をかけたし、サポートしてもらったので感謝しています。周りの人たちも励ましの声をもらって、たくさん後押しされてきたので、その人たちのおかげでこの場所に立たせてもらったので感謝したいです」(県岐商3年 横山温大選手)
これからの目標は?

夢の舞台で、たくさんの経験を積んだ県岐商のみなさん。これからの目標は?
「野球も勉強もできるような人間になりたいと思います。本当に自分の力で社会を豊かにしたいなという思いはあります」(河崎主将)
「今のところ留学してアメリカに行く予定なので、そこでいろんな経験をして、お父さんの会社を継ぐことにつなげていきたいと思います。自分のためではなくて、人のためというのを、甲子園に来て改めて感じたので、人のためにできるという大人を目指して頑張っていきたいです」(坂口選手)
「大学でも野球を続けて、もっともっと上のレベルまで限界までいって、もっと夢や希望をみんなに与えられる存在になりたいと思っています」(横山選手)