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トヨタグループ7社の第1四半期決算は3社増収、4社減収 デンソーは通期の売上高予想を上方修正

07.31(木)18:57
トヨタグループの主要部品メーカー7社が、2025年4月から6月までの3カ月間の決算を発表しました。デンソーなど3社が増収、豊田自動織機など4社が減収でした。
7月31日にトヨタグループの主要部品メーカー7社が2026年3月期の第1四半期の決算を発表しました。デンソーとアイシンは日本での車両販売が好調だったことなどから増収。愛知製鋼は鉄スクラップなどの原材料の価格が下がったことなどで増収でした。一方、豊田自動織機やトヨタ紡織、ジェイテクト、豊田合成の4社は、円高や関税などの影響で減収でした。
トランプ関税の影響を価格転嫁する動きも…
デンソーはトランプ関税の通期の影響を営業利益ベースで1300億円の減益と見込んでいます。そのため第2四半期以降は価格転嫁を行う方針で、通期の業績予想で売上高を7兆500億円から7兆2000億円に上方修正しました。ただ、営業利益と純利益は据え置いています。