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JR東海 運輸収入がコロナ禍前上回り過去最高に インバウンド利用が好調、24年度決算は増収増益

04.30(水)21:09
JR東海の2024年度の連結決算は、増収増益となりました。新幹線・在来線の運輸収入がコロナ禍前を超え過去最大で純利益は過去最高となりました。
JR東海によりますと、2024年度の売上は前期より約7%(1214億円)増の1兆8318億円でした。純利益は4584億円で、前期より19.3%(740億円)の増益でした。
新幹線や在来線の運輸収入は1兆4325億円で、これまで最高だったコロナ禍前の2018年度を上回り、過去最高となりました。
JR東海によりますと、ビジネスでの利用客はコロナ禍前に戻っていないものの、インバウンド=外国人観光客の新幹線利用が好調だったことなどが要因だということです。
2025年度は大阪・関西万博の開催に加え、引き続きインバウンドの新幹線利用が見込めるとして、売上高は1兆8650億円と増収を予想した一方、純利益は、リニアに関する技術開発費や人件費などの増加により、4230億円と減益を予想しています。