トヨタ2024年度中間連結決算は増収減益　認証不正による生産停止など影響　通期純利益見通しは据え置き

トヨタ自動車は11月6日、2024年4月から9月までの決算を発表。2年ぶりの減益となりました。

トヨタ自動車が発表した2024年4月から9月までの中間連結決算は、前の年の同じ期に比べ、売上高は5.9％増の23兆2824億円、最終的なもうけを示す純利益は26.4％減の1兆9071億円と増収減益でした。

中間期の減益は2年ぶりで、認証不正問題を巡り一部車種の生産を停止したことなどが影響しました。

一方、通期の純利益の見通しは前の年に比べ27.8％減の3兆5700億円と、当初予想を据え置きました。一時的なマイナス要因を、生産台数の回復をはじめとした改善努力で補うとしています。