岐阜県高山市の果樹園では、孫悟空が食べたと言われる幻の桃、「蟠桃(ばんとう)」の収穫が行われています。
「蟠桃」は中国が原産で、小説「西遊記」の中では、主人公の孫悟空が食べて不老長寿になった「幻の桃」と言われています。
直径8センチほどの平らな形で、香りが強く少し酸味があり、とろけるような甘さが特徴です。
高山市の樋口義孝さんの果樹園では、鳥に食べられるなどした桃もありましたが、天候に恵まれたため、例年どおりの甘さで豊作だということです。
蟠桃の収穫は9月中旬ごろまで続きます。