「資金洗浄事件で口座売った容疑かかっている」うその電話で現金435万円だまし取った疑いで男を再逮捕

神奈川県に住む男性から現金435万円をだまし取ったとして、31歳の男が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、住居不定・無職の丸杉龍実容疑者31歳です。警察によりますと、丸杉容疑者は2025年1月、既に逮捕・起訴されている石川翔紀被告ら3人と共謀して、警察官などをかたって神奈川県横浜市の会社員の男性に電話をかけ、「あなたには資金洗浄事件で口座を売った容疑がかかっている」「あなたの資産を照合するので、事件調査用の口座に振り込んでください」などとうそを言い、現金435万円をだまし取った疑いが持たれています。

丸杉容疑者は特殊詐欺の「かけ子」とみられる石川被告らを組織に引き入れた「勧誘役」とみられていて、石川被告らと共謀して三重県の46歳の会社員の男性から現金990万円をだまし取った詐欺の疑いで、既に逮捕されていました。

警察は丸谷容疑者の認否を明らかにしておらず、余罪について調べを進めるとともに、犯罪組織の実態解明に向けて捜査しています。