新着
日本ガイシ本社に新事業を創出する施設オープン 脱炭素やデジタル事業への転換図り、社内外の人と交流

07.14(月)19:17
セラミック製品大手の日本ガイシが、新事業を創出するための施設を作り、オープニングセレモニーが開かれました。
この施設は名古屋市熱田区の日本ガイシ本社敷地内に建設された「NGKコラボレーション・スクエア・ダイバース」です。
日本ガイシは、これまでの主力事業が自動車の排ガスを浄化するセラミック製品でしたが、電気自動車の普及で売り上げが減る懸念から、脱炭素やデジタル事業への転換を進めています。
この施設では日本ガイシがこれまで開発した製品や技術が展示されていて、社内外の人とそれを見て交流することで、新事業を創出する狙いがあります。
「お客様が困っていることが何かをここで聞き出して、『それなら我々はこういうことができる』という形にしていきたい」(日本ガイシ 小林茂 社長)
日本ガイシは、2030年に新事業で1000億円の売り上げを目指しています。