名鉄が名駅の再開発計画を発表 「2つの高層ビル」2033年度の完成目指す 名鉄百貨店の入居は未定

03.24(月)18:57
名古屋鉄道は、近畿日本鉄道などと進めている名古屋駅地区の再開発計画の概要を発表しました。名鉄百貨店など6つのビルを取り壊して、新たに2つの高層ビルなどを建設します。
名古屋鉄道によりますと、再開発の対象となるのは「名鉄百貨店本店」から「日本生命笹島ビル」まで名駅通沿いに並ぶ6つのビルで、すでに解体が終わった「名鉄レジャック」を除き、2026年度から順次、取り壊します。
跡地には高さ170メートル以上の高層ビルを2つ建設するほか、北街区は約250メートルにわたり低層階を一体化した構造にします。新しいビルには商業施設やオフィス、ホテルなどが入りますが、2026年2月にいったん営業を終える「名鉄百貨店本店」の入居は「検討中」としています。
名古屋鉄道 高崎裕樹社長:
「名古屋駅を起点とした都心回遊性を向上させるとともに、再開発エリアにとどまらない沿線・地域の価値最大化につながるまちづくりを行い、新たなランドマークを目指す」
新しいビルは2027年度に着工し、2033年度の完成を目指しています。
※高崎裕樹社長の「高」は「はしごだか」