
水道工事をめぐる贈収賄事件 津市の元水道局職員の男らに有罪判決 津地裁

05.30(金)16:49
三重県津市の水道工事をめぐる贈収賄事件で津地裁は元職員らに有罪判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと津市の元水道局職員中村一男被告(56)と松岡泰成被告(52)は2022年1月頃から約2年間にわたり、市内の業者に優先的に工事を発注する見返りに洗濯機など計20万円相当の物品を受け取った収賄などの罪に問われています。
30日の裁判で、津地裁は社会の信頼を侵害し、常習性も認められるなどとして、それぞれ懲役2年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
一方、贈賄などの罪に問われている水道工事業者「新英工業」役員の新居利英被告(51)に対しては、従属的な立場にあったなどとして懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。