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マダニにかまれたか 男女2人死亡 SFTSウイルス感染判明 対策呼びかけ 愛知・豊田市

06.25(水)19:05
愛知県豊田市は市内の男女2人が、ダニが媒介する感染症にかかってその後、死亡したと発表しました。
豊田市によりますと死亡したのは、50代の女性と90代の男性の2人です。
50代の女性は、5月27日に、発熱や食欲不振などの症状が出たため、医療機関に入院。その後、マダニが媒介するSFTS=重症熱性血小板減少症候群のウイルスへの感染が判明し、6月6日に死亡しました。
女性は、発症前に草むらで除草作業を行っていたということです。
一方、24日に死亡した90代の男性は、感染が疑われる時期に草むらなどでの行動歴はないということです。
豊田市は、現在、ダニの活動が活発な時期に入っているとして、野山での作業やキャンプなどをする際は、肌の露出を減らしたり、防虫スプレーを使ったりするよう呼びかけています。