2024年9月27日放送
【全国から注文殺到!】30秒で設置可能なコンパクト止水板 大雨への備えに【イマネタ】2023年8月11日
ドデスカ!イマネタ
名古屋の会社が開発した「軽くて簡単に設置できる浸水対策グッス」に注文が殺到しています。竹田基起アナウンサーが取材しました。
6月、豪雨により大きな被害が出た愛知県・東三河地方で道路は冠水し、家の中にも水があふれました。
本州に接近している台風7号により、再びこの地方にも大雨がふる可能性が。
そんな中、名古屋の会社が開発した、新たな浸水対策グッズが大きな注目を集めています。
竹田アナウンサーがやってきたのは、名古屋に本社を置く「ゴムノイナキ」です。
1919年創業、工業用ゴムやプラスチック製品を製造する会社です。
「画期的な浸水対策の商品があると聞きましたが」(竹田アナウンサー)
「『我が家の防波堤 みずからまもる君』です」(ゴムノイナキ 斎藤さちさん)
「黄色に赤にカラフルで、形は座椅子のような…」(竹田アナウンサー)
6月から販売が始まったコンパクト止水板、「我が家の防波堤 みずからまもる君」。
名前には“水から”と“自ら”、2つの意味が込められています。
竹田アナウンサーが「みずからまもる君」を持ってみると――
「軽い!思ったより軽い」(竹田アナウンサー)
「これは1枚1.5kgです」(ゴムノイナキ 斎藤さん)
Q.材質は金属ではない?(竹田アナウンサー)
「ポリプロピレン(耐熱性の高いプラスチック)でできています」(ゴムノイナキ 斎藤さん)
100年間ゴムと樹脂を扱ってきた知識と経験がつぎこまれているという「みすからまもる君」。
実際ににどのようにして使うのか教えてもらいました。
まず左端用の赤色を設置し、次に連結用の黄色をつなげます。
止水板はカチッと音がするまではめて、どんどんつなげていきます。
つないだ止水板を設置したい壁にくっつけて、作業が完了します。
竹田アナウンサーも設置に挑戦してみましたが、初めてでも30秒足らずで作業を終えることができました。
事前の取り付け工事が一切必要ないこともポイントの一つです。
1個のサイズは高き・幅ともに約40cmですが、複数の板を連結させることで、設置する場所に合わせた幅に変えることができます。
開発チ一ムの実験では幅1.3mの扉の前に土のうを積むのにかかった時は18分。
「みずからまもる君」は4枚で30秒と、その差は歴然です。
「これだけ軽くて素早く設置できるが、言ってしまえば置いているだけ。これでなぜ水を止めることができる?」(竹田アナウンサー)
「裏の黒いゴムパッキンはふわふわのパッキンですが、水がたまってくるとゴムパッキンがつぶれます。ゴムパッキンがつぶれることで隙間が無くなり水が通らなくなる」(ゴムノイナキ 斎藤さん)
土のうと比べて水量は33分の1という「みずからまもる君」。
底についたゴムバッキンが水の圧力で地面に押し付けられ、ある程度の水流でも流されることなくその場にとどまります。
川の中に設置してもびくともせず水をせき止めることができます。
Q.販売開始が今年6月、東海地方でも大雨の被害が出た時期だが、反響はいかがですか?(竹田アナウンサー)
「色々な全国の企業が購入を希望してくださり、今は正直に言うと対応が大変なくらいご好評いただいています」(ゴムノイナキ 斎藤さん)
使わないときはコンパクトに収納しておけるのもポイントの1つです。
現在も全国の様々な企業から注文が相次いでいます。
当初は7月から行うはずだった一般家庭向けのネット販売も9月から開始する予定です。
番組詳細
ニュースでは伝えきれない「生活ネタ」や「地元の小さな話題」まで、今気になる鮮度の高い地元・東海3県のニュースを徹底取材。竹田基起アナ・島津咲苗アナがフットワークよく取材に急行、現場の臨場感と共に地元のニュースを伝えます。
- 竹田基起
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