2024年9月27日放送
名古屋の「防災の専門家」が語る 台風で停電 エアコンや冷蔵庫使えずどうする??【イマネタ】2023年8月7日放送
ドデスカ!イマネタ
台風6号の影響で一時、沖縄県では、全世帯の3分の1にあたる21万5800戸が停電、エアコンが使えない事態となりました。
停電時に備えて何を準備すればよいのか。
全国の様々な災害現場で豊富な支援活動の経験がある、名古屋の防災の専門家・栗田さんに話を聞きました。
停電時、エアコンや冷蔵庫が使えない場合に、重宝するものがあると言います。
「保冷剤を活用する」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
冷凍室に保管してある保冷剤です。これを、どう使うのでしょうか?
停電時の保冷剤の活用法。
1つ目は、エアコンが使えない場合の熱中症対策。
「保冷剤をタオルで巻いて①首、②両脇、③脚の付け根につけると体が冷えるという状態になります。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
保冷剤がない場合は、水を入れて凍らせたペットボトルでも代用できるということです。
また、水分や塩分の補給も熱中症対策では重要。
水分は、1人あたり1日3リットルは必要とされています。また、効率よく塩分をとるため、塩あめや梅干しもあると役立ちます。
停電時の保冷剤の活用法。2つ目は、冷蔵庫の保冷対策。
みなさん、冷蔵庫の電源が切れた場合、冷蔵室の保冷機能はどれくらい持続するか
知っていますか?
「一般的には、3時間くらいと言われている。それは“開けない状態”で3時間と言われている。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
電源が切れてから3時間たった場合に役立つのが「保冷剤」です。
「保冷剤とかいろいろなものが入っていると思うが、逆に冷蔵室に移してあげると
冷気が冷蔵にも役立つ。冷気は上から下にいきますので、保冷剤は上の方に入れていただくと良い。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
このとき、冷気を行き届きやすくするため、冷やさなくてもよいものは、冷蔵室から取り出すことが大切です。
防災の専門家が教える、停電時の備え。今度は、水が出ずトイレが使えなくなるケースです。
「トイレというのは通常の場合ですと、タンクに水が入って、それを1回流すと電気などを使って水が補給されるから毎回水が流れる仕組みなんですよ。
ところが停電になるとその電気は来ない。1回使ってしまったら補給されない。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
しかし、停電で水が出なくても、用を足す方法があるんです。
あらかじめ準備するのは、45リットルのポリ袋。トイレットペーパー、粘着テープ。
「便座を上げた状態で、ポリ袋をしっかりと敷いて便器にガムテープでとめる。
便座をおろして、もう1枚のポリ袋をかぶせて、そこにトイレットペーパーをちぎったものをちりばめて、そこに用を足す。汚物をトイレットペーパーが吸ってくれるということになる。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
用を足したあとは、便座の上に敷いたポリ袋1枚を取り出し、口をしっかり縛って捨てましょう。
「私も50カ所以上被災地に行ってますけれども、こんな災害が来るなら事前に準備しておけばよかったなという方々のなんと多いことですね。停電になったときにどうすればよいのか、重要なポイントは事前に準備をするということが重要ですね。」(レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事)
番組詳細
ニュースでは伝えきれない「生活ネタ」や「地元の小さな話題」まで、今気になる鮮度の高い地元・東海3県のニュースを徹底取材。竹田基起アナ・島津咲苗アナがフットワークよく取材に急行、現場の臨場感と共に地元のニュースを伝えます。
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