「ぎふ長良川花火大会」幅600メートルの超ウルトラワイドスターマインが夜空を彩る!
8月10日(土)、岐阜県岐阜市で「第2回ぎふ長良川花火大会」が開催された。(会場:岐阜市長良川河畔、長良橋下流~金華橋上流)
大会のテーマは、「平和に願いを込めて」。岐阜市を流れる清流・長良川を舞台に、花火師たちが自慢の花火を披露した。
テレビ愛知は、花火大会を完全生中継。早打ちやデザイン花火、幅600メートルの超ウルトラワイドスターマインやナイアガラの滝など、迫力満点の映像をお届けした。
カウントダウンとともに、オープニングスターマインがスタート! 第1章のテーマは「未来への誓い 平和への思い」。開幕らしいにぎやかな花火が次々と打ち上げられた。
第2章のテーマは「ぎふ‘s LEGACY CONTINUES」。後世に残したい花火の技と、スターマインの競演が見どころ。4号玉の早打ちは、花火玉の基本「菊・錦・牡丹」、「柳・椰子・千輪・蜂・笛付き」、「型物花火」の3部構成で、花火の色がカラフルに変化したのが印象的。
長良川の川筋を見下ろす金華山の山頂には、織田信長の城・岐阜城がそびえ立つ。400年以上前に織田信長も観ていたであろう、花火の原型から発展を遂げた最先端の花火も打ち上げられた。
第2章のフィナーレを飾るのは、「ワイドスターマイン」。未来に受け継ぎたいレガシーを、花火の音と光と音楽で表現。思わず息をのむ、美しい花火の連続であった。
第3章では、いよいよ幅600メートルの「超ウルトラワイドスターマイン」が登場! 「平和への祈り ぎふの夜空に」をテーマに、豪快なスターマインが夜空を彩った。
第4章のテーマは「希望の光を ぎふから能登半島へ」。今年1月、甚大な被害をもたらした能登半島地震。能登の祭りを彩ってきた「能登煙火株式会社」が、「ふるさとの復興ののろしになれば」という思いを込めて、希望の光を花火で表現した。
第5章のテーマは「ぎふPRIDE」。"岐阜"という地名は、古代中国の"周"という国の言い伝えを参考に「岐山、岐陽、岐阜」と縁起の良い地名で呼んでいたことに由来するとされている。数々の歴史を積み重ねてきた岐阜を表現する、大迫力のスターマインだ。
第6章のテーマは、「HA.NA.BI.GI.FU」。「HA.NA.BI.GI.FU」とは、「Harmony with Nature Big Gift for the Future」の略。長良川と金華山の自然を背景に、スターマインが惜しみなく打ち上げられた。
そしてグランドフィナーレは、圧巻のナイアガラの滝! 空から地上から立体的に打ち上げられる花火に、観客席は感動に包まれた。