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“伊勢エビ”今シーズン初水揚げ 「これだけ少ないと超高級食材に…」 海水温上昇などで漁獲量減少 三重・和具漁港

10.19(日)12:44
三重県志摩市の和具漁港で19日朝、今シーズン初めて伊勢エビの水揚げが行われました。
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全国でも有数の伊勢エビの水揚げ量を誇る、志摩市の和具漁港には19日朝、丁寧に網から外された伊勢エビが並びました。
近年は「海水温の上昇」や、海藻が減る「磯焼け」の影響で、漁獲量が大幅に減っていて、この地区ではことし、漁の解禁を遅らせましたが、初日の水揚げ量はおよそ108キロと、去年より14キロ少なく、おととしと比べると4割ほどに留まっています。
(和具海老網同盟会 小川吉高副会長)
Q.何か対策は?「ない。これだけ少なかったら超高級食材になっていくのでは」
19日の卸売り価格は1キロあたり7500円ほどで、去年より1800円高いということです。