気温差7℃以上で起こりやすい“寒暖差疲労”…「冷え性・頭痛・肩こり」など医師オススメの対策は
23日の日中、気温が上がった名古屋。このポカポカ陽気に街の人は…
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(街の人)
「本当にまだ1月なのかなって。昼と夜の寒暖差を感じます」
(街の人)
「夜は寒いし昼間は暖かい。いつも、もっとモコモコの上着を着ていたんですけど、昼間が暖かいから薄い上着にきょう(23日)もしてきたけど、絶対帰りは寒いなって思っている。寒暖差は感じる」
(街の人)
「(昼間は)じゅうぶん外でも過ごせる感じ。今ちょっと外でご飯を食べているんですけど、朝と夜はやっぱりコートがないと…。思ったより冷え込んでますね。やっぱり体調を崩しやすいかなと思います」
みなさん、朝晩と日中の寒暖差が気になるようです。名古屋の23日の寒暖差は実に10℃以上。そんなときに注意が必要なのが「寒暖差疲労」。
症状は「冷え性・頭痛・肩こり」など
(愛知医科大学 佐藤純医師)
「寒暖差疲労は(一日の)気温差が7℃以上だと起こりやすい」
そう語るのは、天気と体調の関係に詳しい佐藤医師。
(愛知医科大学 佐藤純医師)
「寒暖差疲労によくあるのは、全身の倦怠感とか冷え性、頭痛、肩こり首こり、便秘とか下痢とか。イライラや不安などの精神症状が出る場合もあります」
寒さに体が慣れてきたこの時期の急激な温度変化は、体への負担が大きいといいます。
(愛知医科大 佐藤純医師)
「ことしは、この4、5日は妙に暖かくなってしまって、寒冷順化(寒さに順応)できたところに、また暖かい空気が入ってきたので、体が疲れてしまっている」
寒暖差疲労の原因は、気温の変化を体が察知することで起きる自律神経の乱れ。そこで、佐藤医師オススメの対策をご紹介します!
約40℃のお湯に20分つかる
「寒暖差疲労」対策①:耳の周りをホットタオルで温める
耳の周りをホットタオルで温めることで、自律神経を整えることができるといいます。
「寒暖差疲労」対策②:約40℃のお湯に20分ほどつかる
約40℃のお湯に20分ほどじっくりつかって、体を芯から温めることも重要とのこと。
朝晩と日中の寒暖差がある今、ぜひ、実践してみてください!