新着
3トンと2.5トンの"巨大岩塩"遂に落札…町が不要になりメルカリに9カ月前に初出品 当初の金額よりそれぞれ9万円下げる
01.23(木)21:39
愛知県の東浦町が2024年4月から、フリマアプリ「メルカリ」に出品していた、合わせて5トンを超える巨大な2つの『岩塩』が2025年1月、落札されました。 東浦町は、約2.5トンのドイツ産岩塩と、約3トンのアメリカ産の岩塩を2024年4月18日からメルカリで出品していましたが、これまで落札されていませんでした。
当初はいずれも売却価格を30万円で出品していましたが、その後21万円に下げ、2025年1月21日、落札されたということです。 落札したのは福岡県の大嶋隆美さんで、既に入金も確認されていて、岩塩は大嶋さんが経営する「自然薯 御薯の里(おいものさと)」の直売所で展示する予定にしています。 引き取りは1月中にも行われる予定だということです。
東浦町では塩づくりが奈良時代から始まり、明治のころまで盛んだったといい、岩塩も町の歴史を伝える大事な資料として、郷土資料館で展示されていました。
しかし2019年の資料館のリニューアルに伴い、巨大な岩塩は撤去され、保管場所がなく機械室に置かれていたため、メルカリに出品していました。 東浦町によると、この岩塩は食べられるかどうかはわからないということです。