自ら行った水道修繕工事を業者が実施したように装ったか 市から工事費を騙し取った疑いで市職員の男ら逮捕

　三重県津市が実施した水道修繕工事を、業者が行ったように装い工事費用をだまし取ったして、津市の職員2人と業者の社長の男が逮捕されました。 　警察によりますと、津市水道工務課の中村一男容疑者(56)と松岡泰成容疑者(51)は、自ら行った止水栓の修繕工事を「新英工業」が実施したというウソの書類を作成し、市からおよそ8万円の工事費を騙し取った詐欺の疑いで逮捕されました。 　新英工業の社長、新居利英容疑者(50)も、同様に詐欺の疑いで逮捕されています。 　津市は去年10月、別の工事について同様の手口で11万円余りをだまし取られたとして被害届を提出していて、捜査の過程で今回の事案が発覚しました。 　警察は3人の認否を明らかにしていません。