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国内で唯一「ラッコ」が観覧できる三重・鳥羽水族館 混雑緩和のため観覧“1分ルール”導入

03.17(月)19:31
ラッコを見られる国内で唯一の場所。三重県の鳥羽水族館で、17日から観覧方法が変わります。
鳥羽水族館で今、最も熱い視線を集めているのが、ラッコです。
鳥羽水族館のラッコは、ひげが長く全体的に毛の白いメイ(20)とおなか周りが黒っぽいキラ(16)の2頭。どちらもメス。
キラキラした瞳に小さな手で泳ぐ愛らしい姿に、訪れた人はメロメロです。
今年1月、福岡市の「マリンワールド」にいたオスのラッコが死んだことで、国内で見られるラッコは鳥羽水族館の2頭のみとなりました。
そのため――
「平日にも関わらず水槽の前には、たくさんの人で長い列ができています」(記者)
「土日だと、ギャラリーを出てアシカの水槽まで長い列が続く日が何日もありました」(鳥羽水族館 企画広報室 中村文哉 室長)
観覧時間を1分間に制限

この混雑を緩和しようと、水族館が17日から始めたのが「時間制限」
観覧時間が1分間だけに制限されたのです。
訪れた人は――
「10人で1分なので思ったよりも見られる。前回は2時間ぐらいずっといて、だんだん前にいく感じだった」(東京から)
「思ったよりゆっくり見られた。だけど、ラッコも見たいし写真も撮りたいし、もう少しゆっくり見られるとうれしいなと思いました」(愛知から)
子どもと一緒に水槽の真ん前で楽しむ光景も。
「朝から見学の動きを見たら、みなさん安全快適に見学されている。すごくゆったり見学出来たと聞いて安心しています」(中村室長)