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商用炉では国内初…中部電力・浜岡原発2号機の“原子炉解体”始まる 2042年度までに終える予定

03.17(月)21:27

廃炉の作業が進められている浜岡原発2号機について、中部電力は2025年3月17日から原子炉の解体が始まったことを明らかにしました。 静岡県御前崎市にある中部電力・浜岡原発2号機は、原発の耐震補強にかかる費用が大きいなどとして、2009年から廃炉が進められています。 これまで使用済み核燃料の搬出や発電設備の撤去などが行われていましたが、中電はきょうから原子炉圧力容器の上にある蓋の解体を始めたと発表しました。 家庭などで使用する電気を発電する商用炉で、原子炉の解体に着手するのは国内で初めてです。 中電は今後、放射線量が高い原子炉の中心部分の解体に入るとしていて、2042年度までに廃炉を終える予定です。 ※画像は中部電力提供