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「出会って3カ月程度で不自然」元ホストの24歳男性に“無罪判決” 客だった31歳女と共に42歳男性の遺体を遺棄した罪

03.17(月)21:10

名古屋市中区のマンションで2023年10月、客の31歳の女と共に、住人の当時42歳の男性の遺体を遺棄した罪に問われていた24歳の元ホストの被告に対し、名古屋地裁は2025年3月17日、無罪を言い渡しました。 元ホストの小山直己被告(24)は2023年10月、店の客だった内田明日香被告(31)と共に、名古屋市中区新栄のマンションで住人の阿部光一さん(当時42)の遺体をクローゼットに遺棄した罪に問われていました。 これまでの裁判で、小山被告は起訴内容を否認していましたが、検察側は内田被告の供述などから「遺体を移動させる行為は、協力がないと不可能」と関与を指摘していました。 17日の判決で名古屋地裁の大村陽一裁判長は「内田被告の供述の信用性には合理的疑いが残る」と指摘し、「出会って3カ月程度のホストと客という関係にすぎないのに、簡単に手伝うことを了承したというのも不自然」などとして無罪を言い渡しました。 無罪判決を受け小山被告は、「やっていないことが証明されて安心しました」と話しています。