卵価格が上昇の一途 年始から2カ月余りで240円→340円に スーパーの見立ては「下がる事はなかなか無い」

　鳥インフルエンザによる殺処分や、飼料等の価格高騰で、卵の価格が上昇を続けています。 　JA全農たまごによると、名古屋地区のMサイズの基準価格は、2025年1月6日は240円でしたが、3月17日時点の基準価格は340円にまで上昇しています。2024年の同じ時期と比べて1.5倍以上に跳ね上がっています。 　この先について名古屋市のスーパー「サンエース」の宮下裕基商品本部長によると「卵の価格は下がることはなかなかないと思う」としています。 　背景には「殺処分を受けて卵の供給が回復するまでは、まず価格は下がらないと想定され、さらに電気代や飼料代など去年に比べて上昇しているため」と説明しています。