名人戦七番勝負は藤井七冠が開幕2連勝　「最後の最後に好転」「滑走路を眺めてリフレッシュに」

　羽田空港で行われた将棋の名人戦第2局はタイトル防衛を目指す藤井聡太七冠が勝利し、開幕2連勝です。

　今期の名人戦七番勝負は、藤井聡太七冠に永瀬拓矢九段が挑戦しています。

　東京の羽田空港第1ターミナルで2日間にわたり行われた第2局は先手の藤井七冠が千日手になりそうな手を回避するなど膠着状態が続きましたが、徐々に相手玉を追い詰めて141手で勝利しました。

　藤井七冠は開幕2連勝です。

　「序盤で主張がない形になってしまって中盤も難しいですけど、ちょっと自信がない局面が多かったので、最後の最後に好転した将棋だったのかと思います。のどかな滑走路がよく見えて対局中にながめたりしてリフレッシュしながら考えることができたのかなと思います」（対局後の藤井七冠）

　名人戦第3局は、大阪の関西空港のホテルで5月9日と10日に行われます。