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心臓カテーテル治療の男性が合併症に陥り死亡 妻が豊田厚生病院に約1億円の損害賠償求め提訴

04.30(水)19:12
愛知県豊田市の病院で心臓カテーテル治療を受けた男性が合併症に陥り死亡し、男性の妻が病院側の対応に問題があったとして、約1億1600万円の損害賠償を求め提訴しました。
訴状などによりますと2020年に当時40代の男性は不整脈と診断され、12月にJA愛知厚生連・豊田厚生病院で、心臓カテーテル治療を受けました。
その後男性は背中の痛みなどを訴えましたが合併症とは診断されず、可能性が指摘されたのは発熱や嘔吐があった翌年1月でした。
男性は手術を受けましたが寝たきりの状態が続き、おととし死亡しました。
男性の妻は病院側が合併症とすぐに診断できず対応が遅れたなどとして、約1億1600万円の損害賠償を求め提訴しました。
JA愛知厚生連は「訴状が届いていないため届き次第、必要に応じて対応を行う」とコメントしています。