
リニア工事原因とみられる水位低下問題でJR東海がこれまでの対応まとめた報告書作成へ

06.11(水)18:51
JR東海の丹羽俊介社長は6月11日、リニアの工事が原因とみられる岐阜県瑞浪市での水位低下問題について、発生から現在までの対応を報告書にまとめる方針だと明らかにしました。
水位低下問題についてJR東海は3日、瑞浪市で開いた住民説明会で、低下した水位を戻すために進めていた工事を中止すると説明していました。工事完了後に崩落事故が起こりやすくなる可能性があることや、効果が限定的であることが理由で、新しい井戸を掘るなどして代わりの水源の確保することなどを改めて提案しました。
これに対し、6日に行われた岐阜県の専門家会議では、専門家らから水位を回復させるための他の対策を検討すべきと指摘されたほか、これまでの経過をまとめた報告書を作ることを求められていました。