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米の価格高騰で酒米供給減少の懸念 酒造会社らが知事に支援要望 三重県酒造組合

04.30(水)18:21
米の価格が高騰する中、日本酒の原料米の価格も今後、上昇する恐れがあるとして、三重県内の酒造会社らが30日、知事に支援を要望しました。
三重県の一見知事に嘆願書を提出したのは、三重県酒造組合です。
県や組合によりますと、食用米の価格高騰の影響で、これまで日本酒の原料となる酒米を栽培していた農家が今後、食用米栽培に転向し、酒米の供給量が減少するおそれがあるということです。
組合は、酒米の供給量が減少し、価格が高騰すれば、日本酒の安定供給が難しくなるとして、価格の上昇分の一部を県が負担するなどの支援を求めました。
これに対し、一見知事は今後、価格がどの程度上がるか様子を見ながら対応を検討したいとしています。