愛知県内に本店を置く金融機関では「あいち銀行」がメインバンクランキングで初めてのトップに

愛知県内に本店を置く金融機関の中で、県内の企業がメインバンクとしている数が一番多かったのは「あいち銀行」だったことがわかりました。長らくトップを守ってきた「名古屋銀行」が首位から陥落した形です。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチが、愛知県内の企業およそ8万4371社を対象に、2025年3月末現在のメインバンクの調査を行いました。その結果、愛知県内に本店を置く金融機関では、1万242社がメインバンクとしている「あいち銀行」が初めてトップとなりました。長らくトップだった「名古屋銀行」をメインバンクにしているのは9097社で、2位となりました。

あいち銀行は2025年、愛知銀行と中京銀行が合併して誕生した銀行で、名古屋銀行を首位から押しのける形となりました。

金融機関の本店の所在地を県内に限らないランキングでは、旧東海銀行の基盤を引き継ぐ「三菱UFJ銀行」が1万9382社でトップ。次いで「あいち銀行」、「名古屋銀行」の順となりました。