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道と川の区別がつかない状態に… 台風15号が通過した東海地方 広い範囲で冠水被害

09.05(金)20:07
愛知県内では猛烈な雨が降った影響で、各地で冠水しました。
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(松本道弥アナウンサー)
「午前11時前の愛知県岡崎市です。雨の影響で道路や歩道が水たまり、池のようになっています」
岡崎市内では、膝近くまで水が。
(住民)
「こんなの初めて。これはひどいわ、浮いちゃってる。想定した以上だよ。こんなことになるとは思わなかった」
(住民)
「止水版をつけてます。これからの雨次第ですけど、(浸水の)可能性はゼロじゃない。誤算でした、予想よりもすごい」
川の水が溢れ、道と川の区別がつかないまでに
さらに…市内を流れる乙川は、折れた木々などが勢いよく流れていました。
(街の人)
「階段がある。5、6段(いつもは)そこに水が来るかこないか。きょうなんて全然(見えない)。(いつもは)コイが泳いている。コイが見える。全然きょうは見えない」
午前11時前、知立市の国道1号の水もどんどん増えてきました。
安城市内では住宅街を流れる川があふれ、どこが道でどこが川なのかわからなくなりました。
ここ数年では“最大級の氾濫”か
安城市内の住宅には、目の前の川があふれ駐車場に設置した止水板の間から水が入り込んでいました。
(住民)
「ここ数年では最大級の氾濫だと思う」
そして、視聴者から寄せられた、午前11時前の西尾市内の映像には、住宅街に水があふれる様子が。
今回の台風の影響で、東海3県の公立の小・中・高校などあわせて263校が休校しました。