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“アメリカ在住の男性医師”名乗る人物に「結婚しよう」などと言われ…約2500万円をだまし取られる 三重県

09.05(金)19:29
三重県内の60代の女性が、SNSを通じて知り合った男性医師を名乗る人物に「娘が深刻な病気で治療費が必要」などと言われ、現金約2500万円をだまし取られました。
警察によりますと、三重県に住む60代のパート従業員の女性が2025年4月、SNSを通じて知り合った、アメリカに住む男性医師と名乗る人物に「娘が深刻な病気だが、口座が凍結されて治療費が支払えない」などと言われ、現金約280万円を振り込みました。
そして「500万ドルが送金されるので代わりに受け取ってほしい。その中から治療費を返す」と言われた後、今度は配送会社を名乗る人物から、現金を受け取るためには税金や関税が必要だとして、指示されるままに現金を振り込み、合わせて約2500万円をだまし取られたということです。
女性が不審な口座に40回近く現金を振り込んでいたことから、不審に思った金融機関が警察に通報し、事件が発覚しました。
女性は医師を名乗る人物から「結婚しよう」などと言われたことから恋愛感情を持ち、信用してしまったということです。