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中部国際空港(セントレア) 純利益が過去最高を更新 2024年度連結決算

05.16(金)20:58
中部国際空港は16日、2024年度の連結決算を発表しました。
売上高は前年度比32.2%増の528億7300万円。
純利益は前年度と比べて3倍以上の66億6000万円で、過去最高となりました。
主な要因は国際線で運航再開が相次いだことで、外国人旅客数が開港以来最高を記録し、年間の旅客数はコロナ禍前の2019年度と比べ87.6%の1103万人まで回復しました。
これに伴い、免税店の売上げも大幅に増加した上、コスト削減につとめたことも利益の増加につながったということです。
2025年度の旅客数は、インバウンドを中心とした需要の回復で、前年度比14.2%増、過去最高の2019年度と同じ水準の1260万人を見込んでいます。
これを前提とした2025年度の連結業績予想は、売上高が前年度比26.9%増の671億円。
純利益は前年度より24.6%増加の83億円としていて、いずれも達成すれば過去最高を更新することになります。
一方、中部国際空港では中国路線の便数がコロナ禍前の5割程度にとどまっていて、2025年度にどこまで回復できるかが大きなカギとなりそうです。