畑で倒れていた89歳男性が意識不明…岐阜県の各地で熱中症の搬送が相次ぐ

岐阜県では17日午後4時時点で、熱中症の疑いで26人が搬送されました。このうち高山市の89歳の男性が意識不明の状態で運ばれるなど男性2人が重症です。

　消防などによりますと、高山市の89歳の男性は午後2時前、市内の畑の中で倒れているのを通行人に発見されました。発見時、男性は呼吸は確認できたものの、意識はない状態だったということです。

　また、神戸町では午後3時すぎ、85歳の男性が路上に倒れているのを下校中の小学生に発見され、その後、搬送されました。男性は意識がもうろうとしていて、重症だということです。

　このほか、郡上市では午前11時半すぎ、小学校の運動場で体育の授業で鉄棒をしていた8歳の女子児童2人が手の震えや頭痛などを訴え、病院に搬送されました。2人とも中等症と診断されたということです。