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愛知の熱中症による救急搬送者 「(向こう1週間で)700人に達する恐れも」 名古屋工業大学・平田晃正教授による予測

06.17(火)19:44
きょうの東海地方は6月としては異例の暑さで、名古屋では最高気温が35.4度と、ことし初めての猛暑日となりました。この暑さはまだしばらく続く見込みで、熱中症患者が増えるおそれがあります。
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(名古屋工業大学・平田晃正教授 きのう)
Q今週の搬送者数は?
「これからの気温次第だが(愛知県で)500人~700人に達してもおかしくない」
名古屋工業大学の平田晃正教授は向こう1週間の熱中症救急搬送者の「数」を予測し公表しています。人数は当日の暑さだけでなく、どれほど暑さに慣れているかも考慮に入れて割り出しています。
それによると、今週は真夏のピーク期に相当する人数になりそうだということです。
(名古屋工業大学・平田晃正教授)
「熱中症は子どもや高齢者のリスクが高いと知られている。子どもは体形が小さいため熱を吸収しやすい。高齢者は暑いと十分感じることができず、汗のかき始めが遅く、体温の上昇につながる」
周りから積極的に声をかけて水分補給をさせるなど暑さ対策が必要です。