警察と消防が大規模災害時の連携を確認 倒れた柱などを切断して被災者を助ける訓練も 愛知県飛島村

03.11(火)18:43
東日本大震災から14年となる3月11日、大地震の発生を想定し消防と警察が合同で救助訓練を行いました。愛知県飛島村で行われた訓練は、災害時の消防と警察の連携強化を目的に、愛知県内で最大震度7の大地震が発生したことを想定して行われました。
訓練には、地元の海部南部消防署と近くにある5つの警察署から合わせて約60人が参加しました。3階建ての建物に人が取り残されているが、人数や状況はわからないという想定で探索と救助活動を行いました。暗い部屋の探索では、ヘッドランプの明かりを頼りに倒れた柱などを切断して進んでいました。救助活動では電動のこぎりを使って扉をこじ開け、警察署員がブルーシートを使って取り残された被災者を助け出しました。
蟹江警察署 滝川広行署長:
「消防と一緒に連携をして行うことが大きな狙い。それぞれ緊張感もあってよかった」