
「近距離で警察に見つからないだろうと…」自転車の酒気帯び運転 海保職員を停職処分 第四管区海上保安本部

10.17(金)18:49
名古屋市内の路上で酒を飲んだ状態で自転車を運転したとして、第四管区海上保安本部の男性職員(46)が17日、停職2か月の懲戒処分を受けました。
第四管区海上保安本部によりますと、男性職員は2025年2月、名古屋市内の路上で自転車に乗っていたところ、一時停止せずに走行したのをパトロール中の警察官に見つかりました。呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたため、道交法違反の疑いで検挙されました。
男性職員は、自宅近くの飲食店で酒を飲んでいて「近距離なので警察に見つからないだろうと思った」などと話しているということです。
第四管区海上保安本部の澤井幸保本部長は、「職員が酒気帯び運転により検挙され、国民の皆さまからの信頼を失墜させたことについて深くおわび申し上げます。職員に対する指導を徹底して再発防止を図るとともに、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
2024年11月に施行された改正道路交通法では、自転車の酒気帯び運転も罰則の対象になっています。