同居する85歳妻の頭を殴るなどして死亡させた疑い 86歳夫を再逮捕「よく覚えていません」と容疑を否認

　三重県名張市で4月、85歳の女性が死亡した事件で、86歳の夫が暴行して死なせたとして5月12日、再逮捕されました。 　再逮捕された三重県名張市の無職、高島務容疑者(86)は、4月20日から22日頃までの間に、同居する妻の美代子さん(85)に頭を殴るなどの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた疑いが持たれています。 　美代子さんは4月22日に台所で倒れているのが見つかり、このとき高島容疑者はこの1週間ほど前に美代子さんを殴った暴行の疑いで逮捕され、「デイサービスに行く支度が遅くて殴った」と供述していました。 　警察はその後の司法解剖の結果、逮捕直前の暴行と死亡との因果関係が確認できたとしていますが、高島容疑者は「よく覚えていません」と容疑を否認しているということです。