全トヨタ労連、今年の春闘も過去最高水準のベア要求 製造系121組合の平均1万7939円

02.12(水)19:40
春闘で、トヨタ自動車グループの労働組合が要求する「ベア」は、去年に引き続き過去最高水準となりました。
トヨタ自動車グループの労働組合で構成される全トヨタ労連は、加盟する307の組合のうち製造系の121の組合が、経営側に春闘の要求書を提出したと発表しました。
提出した121の組合全てが、ベースアップに相当する賃金の改善分を要求しています。
平均要求額は去年よりも1727円高い1万7939円で、去年に引き続き過去最高水準となりました。
「製造加盟組合全体で去年を大きく超える賃金要求となっている。加盟組合の要求に込めた思いを確実なものにしていくため、307加盟組合一丸となって、取り組みを進めていく」(全トヨタ労連 吉清一博 事務局長)
要求に対する回答は3月12日の予定です。