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名古屋家庭裁判所の新所長に吉田彩氏(63)「国民に最も身近な裁判所として役割を果たしていきたい」

08.27(水)18:12
名古屋家庭裁判所に新たに着任した所長が会見を開き、改正民法の施行に対して「着実に準備をしたい」などと抱負を語りました。
8月24日付けで名古屋家庭裁判所に着任したのは、福岡県出身の吉田彩所長(63)です。
吉田所長は早稲田大学法学部を卒業後、30年以上にわたって民事裁判などに携わり、直近は名古屋高等裁判所の判事を務めていました。
吉田彩 所長
「家事事件、少年事件ともに、家庭のさまざまな問題を一つ一つ解決していくことで個人の尊厳であるとか、子どもの未来を守るという大変重要なやりがいのある仕事。」
「今後も社会情勢の大きな変化の中で、国民に最も身近な裁判所として信頼される裁判所であり続けるように職員ともども一丸となってその役割を果たしていきたい。」
また、着任会見で吉田所長は「共同親権」などを定めた「改正民法」が来年5月までに施行されることについて「着実に準備をして安定的な導入を図る」などと述べました。