
中華料理店で客13人がノロウイルス食中毒 岐阜・関市

04.12(土)21:02
岐阜県関市の飲食店で食事した13人が食中毒の症状を訴え、患者からノロウイルスが検出されました。県はこの店が原因の食中毒と断定し、営業禁止処分にしました。
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食中毒が起きたのは、関市旭ケ丘の中華料理店「泉味」で、岐阜県によりますと今月5日から7日にかけ、店で食事をした4つのグループ27人の内、6歳から47歳の男女13人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。
入院した人はおらず、全員快方に向かっています。主なメニューは油淋鶏、ラーメン、唐揚げ、ごはん、それに漬物などでした。
患者や調理した人からノロウイルスが検出されたことなどから、保健所はこの店が原因の食中毒と断定し、12日付で営業禁止処分としました。
岐阜県内で今年に入ってからの食中毒の発生は11件626人(今回含む)で、人数では去年1年間の486人をすでに上回っています。