会見中に突然… 名古屋・広沢市長が倒れ救急搬送　「血の気が引くような感じに」

30日、名古屋市の広沢市長が会見中に倒れ救急搬送されました。

30日午前10時半、定例記者会見の場に姿を現した広沢市長。

名古屋市 広沢一郎 市長：

「みなさま、おはようございます。6月30日の定例記者会見を始めさせていただきます」

いつも通りの様子で会見に臨み、市の新しい事業などについて報告を続けた市長。

15分ほど経って質疑応答がスタート。

記者：「名古屋市教員の逮捕に関連して、現時点で決まった対策や方針などありましたら」

記者からは、先週、市立小学校の教諭が女子児童の下着を盗撮した疑いで逮捕された事件に関する質問が相次ぎました。

すると、会見が始まってから約1時間がたった午前11時半ごろ、市長に異変が。うつむきながら顔に触れる様子が見られました。

そしてー。

名古屋市 広沢 市長：

「大丈夫です。ちょっと気分が」

突然ふらつき…倒れてしまいました。

意識があり、慌てる職員らに対して「大丈夫」と答える市長。

名古屋市 広沢 市長：

「さーって、血の気が引くような感じになりました」

その後、市長は駆けつけた救急隊員に運ばれ、名古屋市内の病院に搬送されました。

30日に予定されていた公務はすべて取りやめ、7月１日以降の対応については体調をみながら判断するということです。