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海や川での目安は“ひざ下”まで…水難学会理事「川泳ぎでなく川遊び楽しんで」目の錯覚から生まれる“危険”も

06.30(月)21:58

夏休みを前に、海や川での水の事故を防ぐにはどうすればよいでしょうか? 水難学会の斎藤秀俊理事は、海や川で遊ぶときは、ひざ下までにしてほしいと話します。ひざ下までなら、少し流れが速くても身動きはとれますが、ひざより高くなると、大人でも流されてしまうおそれがあります。 その上で、ライフジャケットを着用して、安全を確保してほしいということです。 斎藤理事は「『川泳ぎ』という言葉はない、『川遊び』を安全に楽しんでほしい」と呼びかけています。

一見、水が浅いように見えるところも注意が必要です。 コップに水が入っていない状態では、コップの底にある10円玉は見えませんが、中に水があると光の屈折で10円玉が見えるようになるため、水が実際よりも浅いと錯覚してしまいます。