名古屋市議会開会　プレミアム付き商品券の増額分など盛り込む49億円あまりの補正予算案を提出

名古屋市の9月定例議会が12日に開会し、プレミアム付き商品券の申込数を受けての増額分などを盛り込んだ、49億円あまりの補正予算案が提出されました。

12日に開会した名古屋市の9月定例議会で、広沢市長は一般会計で49億3100万円あまりの補正予算案を提出しました。

プレミアム付き商品券の予算、29億1300万円などが盛り込まれています。

抽選で当たった人が1万3000円分の商品券を1万円で購入できるもので、昨年度よりも発行額を減額する予定でしたが、多数の応募があったため、去年と同額にする方針です。

また、アジア・アジアパラ大会に向けては、約3100万円が盛り込まれたほか、大会ライセンスグッズなどを返礼品とした寄付を募集することを明らかにしました。

財源については、貯金にあたる財政調整基金を29億1100万円あまり取り崩すとし、今年度末の残高は58億8300万円になる見込みです。

名古屋市の9月定例議会は10月15日まで開かれます。