現役教師による“女子児童の盗撮・共有事件” 市が調査のための第三者委設置の方針 教職員にアンケート実施へ

　現役教師による「盗撮事件」を受け、名古屋市は6月30日、調査のための第三者委員会を設置する方針を示しました。 　広沢市長が6月30日の会見で明らかにしたもので、名古屋市立小学校の教師・森山勇二容疑者(42)が女子児童の下着をデジタルカメラで盗撮し、SNSのグループに共有した疑いで逮捕されたことを受けた対応です。 　弁護士などのメンバーで7月中にも設置する予定で、市立の小・中・高校などすべての学校で教職員にアンケートを行い、周りで不審な行動を見かけたことがないかなどを調べるということです。 　また名古屋市は、このSNSグループの1人で名古屋市立の小学校教師・水藤翔太被告(34)を、6月30日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。 　水藤被告は、駅のホームで15歳の少女が背負っていたリュックサックに体液をかけた罪などで起訴されていました。