９９歳男性が中央自動車道・恵那山トンネル“逆走”　過失運転致傷の疑いで書類送検　岐阜県警

今年６月、中央自動車道の恵那山トンネルで９９歳の男性が運転する車が逆走し、正面衝突を起こした事故で警察は７月１８日、男性を書類送検しました。

過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、長野県阿南町に住む９９歳の男性です。

警察によりますと、男性は先月１１日、岐阜県と長野県にまたがる中央道下り、恵那山トンネル内を軽乗用車で逆走して別の軽乗用車と正面衝突し、名古屋市の会社員の男性（４１）に重傷を負わせた疑いがもたれています。

男性は容疑を認めているということです。

男性は長野県側から高速道路に入り名古屋方面に走っていましたが、恵那山トンネルを出たところにあるチェーン着脱場でＵターンし、逆走しました。

男性は買い物から自宅へ戻るところで、長野県側の園原インターチェンジから中央道に入りましたが、景色を見て道を間違えたことに気づいたということです。

園原インターでは通行券を取らずに、自分の車でバーを押し開けて本線に入りました。

警察は男性が道を間違えて車でさまよっていた末に事故を起こしたとみています。