三重県尾鷲市賀田町で、9日、賀田小学校の6年生がトチの実を拾い集めました。
この地域では、江戸時代の飢きんの時にトチの実を食べて飢えをしのいだことからトチの木を保護していて、「トチの森」周辺には約180本が自生しています。トチの実拾いは地元に残る貴重な自然財産を体験する総合学習の一環で、子どもたちは30分ほどで約20キロを収穫しました。
この収穫したトチの実は、12月に餅つき大会をして「トチ餅」にして食べるということです。