心肺停止の状態で見つかる…市営住宅の一室が全焼し男性1人が死亡 住人の74歳男性と連絡取れず身元確認進める

　23日夕方、愛知県豊田市の市営住宅の一室が全焼する火事があり、男性1人の遺体が見つかりました。 　警察と消防によりますと、豊田市手呂町樋田の「市営手呂住宅」で23日午後6時半過ぎ、近くに住む男性から「2階建ての1室から出火している」と消防に通報がありました。 　消防車など9台が出動し、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、1階の火元の部屋が全焼し、心肺停止の状態で倒れている男性が見つかりました。男性はその場で死亡が確認されました。 　この部屋には、職業不詳の郭山文男さん(74)が1人で暮らしていたとみられ、現在も連絡が取れていないことから、警察は遺体が郭山さんとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。