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「休息時間確保したように装う」名古屋市営バス運転手の勤務実績改ざん 新たに8件判明

09.30(火)16:47
名古屋市営バスの運転手の運行実績が改ざんされていた問題で、名古屋市交通局は新たに8件の改ざんがあったと発表しました。

名古屋市交通局は今年2月、バスの運転手が国が義務付ける休息時間を取っているように装うため、猪高営業所の運行管理者が運転手の超過勤務時間を別の日につけるなどの勤務実績を改ざんした事案が2件あったと発表していました。
その後、市交通局は名古屋東労働基準監督署から指導を受け、同じような事案がないか調査していました。
その結果、中川営業所など4つの営業所で、おととし4月から今年2月までの間に勤務実績を改ざんした事案が新たに8件あったことが明らかになりました。
改ざんは、運転手に義務付けられた休息時間を確保したように装うためや、月の超過勤務時間が労働基準法に抵触したことを隠すために行われていたということです。
市の交通局は、勤務実績に誤りがないか複数の職員で確認するなど再発防止に努めたいとしています。