【自民党の総裁選挙】“ポスト石破”は誰の手に 国会議員票の争奪戦が続く 東海地方選出議員の動き

ポスト石破が4日決まる、自民党の総裁選挙。国会議員票の争奪戦が続いています。
今回の総裁選挙、郵送する「党員票」は事実上、投票が締め切られたため、最終盤の3日、各陣営は「議員票」の争奪戦を繰り広げています。
「もしもし今枝宗一郎です。お世話になります」(愛知14区 今枝宗一郎衆院議員)
小泉氏を追う高市氏の推薦人で、愛知14区選出の今枝宗一郎衆院議員。
地元・愛知から、電話で高市氏への支持を呼びかけていました。
「陣営の温度感としては『必ず高市さんを総裁に押し上げるぞ』という強い決意で一生懸命、非常に意識高く頑張っている。情勢としては、いろんなことが報道されているが、一喜一憂せずとにかく我々でやれることを最大限やっていく」(今枝衆院議員)
議員票の確保へ

一方、猛追する林氏の陣営は、非公開で選挙戦最後の選対会議を開催。
議員票の確保へ発破をかけました。
推薦人の代表、三重1区選出の田村憲久衆院議員は、確かな手応えを感じているようです。
「この難局だから林芳正氏でなければ、国民の生活を預かる国会の運営が進んでいかないのではないかと、訴えをさせていただきながら、きょう1日戦っていきたいと思います」(三重1区 田村憲久衆院議員)
“ポスト石破”は誰の手に

他の候補にリードを許す小林陣営には、焦りの色もにじみます。
「ともに頑張りましょう。ぜひ助けてください」(比例東海ブロック 若山慎司衆院議員)
推薦人を務める比例・東海ブロック選出の若山慎司衆院議員は、同期の議員を中心に電話で地道な“切り崩し”を図ります。
厳しい情勢も伝えられますが――
「万が一結果が及ばないことになっても、ワンチームワン自民党というスタンスを小林氏が掲げて選挙戦を戦っているので、政策転換していくために、(小林氏には)前面に立って仕事をしてもらえるよう引き続き活躍してもらいたい」(若山衆院議員)
“ポスト石破”は誰の手に。
いよいよ4日、新たな総裁が決まります。